Kazuo Yamamoto photolog

買い物ついでの散歩。
早春なのに、まだまだ寒い北の大地。
朽ちたハウスの中から生い茂る葦。
大地が生きている証しを感じる。

いつか友人がどこかで聞いたことを教えてくれた。
地球は生き物で、
それにこびり付いて生きてるのが人間。
かつて善玉菌であった人間は、
どんどん悪玉菌と化してしまい、
地球が一旦、ドカンと自浄作用を起こさないと
生きていけなくなった...

面白い表現だと思った。

そして彼女はこう付け加えた。
いろんな所に引越し、生活をしてきたけれど、
「住所はいつも地球だった。」って。

住所を無くさないよう生きて行こうと、
寒そうで元気な葦を見て、小さく誓ったのだった。

撮影地：札幌市手稲区星置
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