糸がからまった

雨上がりの南防波堤から
ウミタナゴ2匹
アブラコ3匹

数日後、釣りの時間を作れる日がやってきたが、朝からあいにくの雨。

が、午後になって雨が上がり、日が差してきたので、またまた南防波堤へ。

この日は、海の底を確かめる間もなく、ブラーを下ろすとすぐに魚が食いついてきた。例によってエサばかり持っていかれて釣れはしないのだが、アタリの頻度は明らかに今までと違っていた。技術があれば、この日は大漁だったかもしれない。

でも、入れる、食われる、逃げられる、エサ付け直しと、この繰り返しで時間ばかり過ぎていった。

それでも、タイミングを少しつかんだか、薄暗くなってブラーを夜光に変えた頃からアブラコを釣り上げられるようになった。よっしゃ、どんどん釣るぞー、と気持ちがたかぶって勢いよく糸を送り出したら見事にリールにからまった。薄暗い中では復旧困難で泣く泣く終了。結局、ウミタナゴ2匹、アブラコ3匹。これまでで一番大きい20cmのアブラコが釣れたのはうれしかったが、まだ釣れそうなのに終了となったのは残念だった。。

イイ気になると足もとをすくわれる。
釣りは人生そのものか。

家に帰って、からんだ糸をほどきながら、そんなことを思った。