夕方ちょっとだけ様子を見に立ち寄った釣り場にベテラン釣師らしき一群を発見。あの人たちは何を釣っているのだろう？近寄ってみると、おおお、ホッケだ！

しばらく見学させていただく。

スタンドに固定した竿の先がちょいちょいと揺れたかと思うと、すぅーっとラインが引っ張られていく。釣師がすかさず竿を取り上げ、リールを巻き上げるとホッケの姿が！

一人が釣れ始めると他の人も次々と釣れる。３０ｃｍ以上のホッケがダブル、トリプルと釣れる。みなさん、サビキにアミをこすり付けて釣っている。基本的にはチカ釣りと同じ釣り方のように見える。

チカ釣り道具なら車に積んである、、、というわけで急きょ夕方の釣りに突入、今日は夢のホッケ釣りに挑戦。次々とホッケを釣り上げるベテラン釣師の中に入れていただき、いつものちょい投げ竿でなんとかホッケを狙う。

ベテランに混じって一人極端に要領の悪い浮いた存在の僕は、いかにも頼りなく滑稽に見えたに違いない。やはり釣り場の様子を見に来ていた人が寄って来ていろいろなアドバイスをくださった。

「もうちっと長い竿でないとキビしいんでないか」
「アミのマキエはそのままじゃ沈まなくてダメだ、砂を混ぜないと」
「なるべく、人の撒いたエサが流れてくる潮の下流で待ち構えるとといいぞ（笑）」
「手で竿を持ってると釣れないよ。スタンドないの？したら、そのバケツの上に置いてみれ」
・・・

アドバイスに従い、バケツの上に竿を置いてしばらく待つ。
周囲の皆さんは次々と３０ｃｍ超えるホッケを釣り上げている。

「おい、きたぞ！」
「え？」

見ると僕の竿の先がちょいちょいと揺れている。アワせも何もわからず、ただ慌ててリールを巻き上げていくと、うぉー重い。昨日のアブラコより重い。お、見えた、３０ｃｍ強のホッケ！

無事陸に釣り上げたが、例によって、針を外すのにモタモタモタモタモタ・・・

「早くしないと魚いなくなるぞ（笑）」

見物の皆さんにあきれられながら、その後も３回ヒット、うち２回はバレて、結局、計２匹ゲット。隣のベテランはクーラーボックスが満杯になっていた。軽く２０匹、いや３０匹は超えていたかも。

平日の夕方、仕事帰りにホッケ釣り。港町小樽は楽しい。
いろいろ教えていただいた諸先輩に感謝感謝の初ホッケ釣りでした。