スパークリングワインのなかでも、高級! とか「おいしい」 とか 「泡がきめ細かい」 などの理由で重宝がられるのが、いわゆる「シャンパーン方式で造られるスパークリングワイン」
それが 「瓶内二次発酵方式」 です。
「ドン・ペリニョン僧の逸話」にあるたいへん手間のかかる伝統製法です。
ラテンの国々ではこれらを比較的安価に造ってくれるので、お手ごろ価格でたいへん質の高いものを楽しむことができます。
ラテン系のラベルの標記は
「伝統製法」 ⇒「クラシックなメソッド」という意味で ⇒ 「メトー・ド・クラシコ」などと書かれています。
スペインでは「カヴァ」(CAVA) と書かれているのでわかりやすいです。
ということで、とっても果実味にあふれ、きめ細かな泡で楽しくおいしいスパークリングです。
左 「エクストラ・ブリュット・デル・フィン・デル・ムンド NV」
これはピノ・ノワール85%、シャルドネ15%。
まるでシャンパーニュの「ブラン・ド・ノワール」を髣髴とさせる素晴しい色合いと香りが楽しめます。
やや明るめのオレンジがかった色合い、きめ細かな泡立ち。
柑橘系の果実の香りにナッツなどのニュアンス。
厚みのある果実味と酸のバランスも素晴しく、余韻も長いです。
なんとコンサルタントはミシェル・ローラン。