「ありがとうございました。」
しばらく雑談した後、いろいろ教えていただいたお礼を言って、さらに先に進む。
一番向こう端で3、4本の竿を出している人に近づく。
「こんにちは」
「こんにちは」
釣果について尋ねてはいけないことを学習したので「釣れますか」は避けた。
「今日は何時頃から来ているんですか?」
「おひるくらいからだね。こうやっておにぎり食べてさぁ。もう昼から自由な身だからね。家も近いから、天気がいい日は大体いつも来てるんだ。」
釣りを楽しんでいる人たちは、どうしてこうも親切なのだろう。いかにも無知な男が突然話しかけてきても快活に相手をしてくれる。
スタンド(と言うのか?)に長い竿が4本、それとは別に短めの竿が1本、それぞれ糸を出している。
「たくさん竿をお持ちなんですね。」
「やる人はみんな何本も持っていると思うよ。あなたこれから始めるの?買うんだったら、最初から長いのを選んだほうがいいよ。最初だからと言って短い竿を買っても結局長いやつも買うことになるから。420がおすすめだわ。4メーター20ね。使えるオモリの号数も決まっているからオモリ買うときはよく見てね。近くなら市内の釣具屋さん、あとラッキーとかホーマックもいいけど、量販店の品揃えではやっぱりフィッシュランドとかアメリカ屋まで足を運ぶほうがいいよ。
平日の午後4時過ぎ。南防波堤基部の駐車場に車を入れる。
防波堤の中位の位置に一人、突端付近に一人、竿を出している人の姿が見える。
天気は穏やかで波もほとんどない。
海の空気と風を感じながら歩いていく。
投げ釣りをしている老紳士の近くにたどり着く。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
「何が釣れるんですか?」
「釣れないよ(笑)今日は2時くらいから来てるけど全然ダメだ。こんなちっちゃいカタクチイワシとかな。こんなの昔は北海道で釣れる魚じゃなかったんだけどね。ははは、別に何でもいいのさ。家でテレビとか観てるより、こうやって出てくれば気持ちいいし、健康にもいいし。」
今日のように天気が良い日はここに居るだけで本当に気持ちがいい。
将来、もし自分も無事リタイヤできたなら、この人のようになりたいとしみじみ思った。
9/20(土)~21(日)の2日間 ウイングベイ小樽で開催された「後志収穫祭」に行ってきた。足を運んだのは初日の土曜日。大賑わいでした。
主催:有限責任中間法人しりべしツーリズムサポート
協賛:NEXCO東日本、ほくでんサービス(株)小樽支店
後援:後志支庁、後志観光連盟、小樽市、小樽観光協会
農産物、水産物、スイーツなど、小樽を含む後志オリジナルの食材の展示・即売のほか、高速道路利用者向けの抽選会やマジック教室のアトラクション、IHクッキングヒーターの実演も。
突然ですが、趣味に小樽の釣りを始めることにしました。
でも、釣りのことは何も知らない。本当にもうこれ以上はありえないというくらいの無知者です。
なので、とりあえず学んだことは何でも書いていこうと、このブログも始めてみました。
さて何から手をつけたらいいのだろうか?
たまたま平日の休み、まずは家から近い南防波堤をぶらぶら散歩してみることに。
竿を出している人を車の中からよく見かけていたので。
小樽写真研究会の DODO-TEN に行って来た。今回が17回目。総勢10名の写真家による作品が今年も個性を競う。